こんにちは。酒匂です。
桜ケ丘の現場では、ALCパネルの建込をおこないました。
ALCパネルはコンクリート製のパネルで、立体駐車場の壁面などで見かけます。
今回は、エレベーター棟の外壁に使用しました。
厚みが100mmあり、とても重く人力では建てられないので、
ウインチで吊り上げて、建込をおこないました。
作業しにくいところでしたが、
狭いところをスルスルっと抜けていきます。
下地のアングルに金物をひっかけて固定します。
各階、建込完了!
現在、様々な工事の職人さんが作業しているので、
どんどんカタチになってきています。
その分、事故のリスクも上がるので、安全には十分気を使って管理してまいります。
他の工事はまた来週に。
Sakou
こんにちは。酒匂です。
春らしい陽気となり、仕事のしやすい季節になってきましたね。
桜ケ丘の現場では、鉄骨の建方がおこなわれました。
2本の柱を地組して、クレーンで吊り上げました。
柱を梁で繋ぐために、鉄骨とびさんがジョイント部分に立って、接続します。
私も、親綱と安全ネットを取り付けたあとに、
施工確認のため、鉄骨とびさんの誘導で鉄骨に登りました。
高いところは割と好きですが、この仕事は私には出来なさそうです。
そう思うくらい、鉄骨建方はすごい仕事だと思います。
また、鉄骨上で「怖い」は禁句です!
とても良い精度で建ち上がりました。
渡り廊下のスラブには、デッキプレートを敷き込みます。
「焼き抜き栓溶接」という方法で固定します。
デッキプレートに穴を空けて、溶接棒を使い鉄骨の梁と溶着させます。
この上に配筋・型枠を組んでコンクリートを打設します。
1階の躯体工事が終了し、現在は、足場を組み立てています。
次は、2~R階の躯体工事、サイディング・ALCパネル貼へと進んでいきます。
Sakou
こんにちは。酒匂です。
桜ケ丘の現場では、新しい渡り廊下の基礎が完成いたしました。
基礎の工事は、前回まで報告した鉄骨の柱脚部のアンカーボルトをセットしてから、
鉄筋の配筋→型枠の組立→生コンクリート打設→型枠の解体→埋戻し
といった工程で進んでいきました。
とても複雑な配筋です。
現場レベルでは難しい仕様も、色々な工夫でうまく納まりました。
型枠の組立て。
コンクリートの中に埋まる鉄筋の位置にも細かい決まりごとがあります。
コンクリートの面から最初の鉄筋まで、
所定の寸法以上の空き(かぶり厚といいます)がなければいけません。
かぶり厚が確保できないと、設計どおりの強度が得られないため、
型枠が組み上がってからすべて確認します。
生コンクリートの打設、ポンプ車を使い4時間ほどで打ち終えました。
型枠を撤去した後です。ここの基礎はベースと台柱、地中梁で構成されます。
フックのついた鉄筋のある台柱の位置に、鉄骨の柱が建ちます。
基礎の埋戻しの作業です。
埋戻しに関しても決まりごとがあって、
建築の現場では30センチごとに、
土を入れて転圧します。
一度でやってしまうと、土の密度が不十分となり、地盤沈下などを引き起こしてしまいます。
目印となるテープを張って、確認しながら埋戻し転圧をおこないます。
埋戻し完了!
いよいよ鉄骨の建方へと工程が進んでいきます。
Sakou
こんにちは。酒匂です。
桜ケ丘の現場も本年の仕事がスタートし、
現在は、新しい渡り廊下の基礎をつくっています。
年末に杭を打設したので、その杭頭までを掘る「根切」という作業から始まりました。
杭を打設したときには、地面の中に埋まった状態でしたが、
2メートル程度掘ると杭の頭が出てきます。
掘削が終わると砕石と捨てコンクリートを打設します。
杭頭と捨てコン、基礎が据わる部分です。この上に基礎と地中梁が施工されます。
雪が降りしきるなかでの作業でした。
(社会人になってから、毎年雪の日はいつも現場にいる気がします)
基礎の墨出し。
1/1で図面を描いてる感じが、私にとっては楽しいひと時です。
スプレーなんかで印をつけると、基礎のカタチが見えてきます。
墨出しが終わると、渡り廊下の柱となる鉄骨に接続するアンカーボルトをセットします。
このアンカーボルトはコンクリートの中に埋まりますが、
鉄骨に加わった力を基礎に逃がすとても重要な役割を果たします。
作業は配筋・型枠・コンクリート打設と作業が進んでいきます。
「寒い寒い」言いながらの作業は、大けがのもとだと思います。
寒いときこそ、たくさん体を動かしましょう。
Sakou
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