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2013年10月 9日 (水)

京を散歩 5

池を眺めながらすすみますよ。。。

Dsc04783 順路には趣のある橋を数か所渡ります。

そして気づかぬまま高低差のあるポイントに到達します・・・

「笑意軒」

Dsc04798
この6つの丸い下地窓と深い軒下空間に遊びごころを感じます。

もともと宮家の別荘として整備された「桂離宮」では、親王は中央の池を船で渡って

楽しんでいたそうです。。なんとも優雅ですな。。。

そのために各茶室や休憩所には船着場が配されています。

Dsc04817 
こんなとこも船を浮かべて景色を楽しんでたんでしょうか。。。

Dsc04807 内部はフスマで仕切られますが、天井は一つのつながりを持っており、広さを視覚的に

演出しているのです。

今でも用いられる工夫の原点がここにある!

Dsc04813
フスマの引手は船をこぐ櫂(かい)の形状です。凝ってますね。

凝ってると言えば、その先の窓下にみえる腰壁は、なんとも斬新なデザインが施されています。

無駄をなくすとともに、遊びごころと洗練されたデザインでこの時代の人たちにはどのように映ってたんでしょうか。。

さて、このつづきはまた。。。

by 一丁田

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