魔法瓶。
屋根から壁そして床下までをしっかりとした断熱材で覆い、
窓を熱抵抗値の高い仕様にすると夏の冷房や冬の暖房の効果が高まる。。
イメージは魔法瓶。。。
太陽光などにより電気をつくる創エネも大事だが、
基本は
電気を必要以上に使わずにすむ省エネのほうが大事だと思う。。。
しかし、断熱するために家の密閉度が増すと、
室内に暮らす人や、熱源からでる水蒸気などの湿気が気になる。。
この室内からの湿気が部屋面の壁仕上げを伝わって外壁内へ侵入し、
うまく放出されないでいると次は壁の中に湿気がたまり壁内結露と化す。。。
これがやっかいで、壁内結露は長い年月をかけて木材を腐らせ
シロアリの餌食になったりして構造体自体をおびやかしてしまう。。
なので、うまく湿気を放出でき、かつ、きっちり断熱できるシステムが必要だ!
TAG Designでは、
リサイクル材となる古新聞に難燃処理を施したセルロースファイバーを特殊シート
で包み込みパンパンになるまで充填する「デコスドライ工法」を採用している。
壁内結露保証20年をだせるのもこの工法のおかげである。。。
なによりも先に この断熱の恩恵に出会うのは、現場で働く職人さんだ。。。
この時期でも室内は温度が下がらず快適に仕事がすすめられる。。。
「住まい」を造るためのコストには、
目に見えない部分の大切な仕様が隠されているのだ。。
by 一丁田
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