知覧庁舎耐震補の現場から久しぶりの経過です。
外部足場のネットで中の作業がわからないですが、少しずつ仕上げに入っています。
左官にモルタルで下地を造ってもらい
下地の乾燥を待って上に塗装を行っています。
着々と仕上げが進んでいます。
最近は天気の移り変わりが激しく、少し天候が崩れただけで2~3日はまともに作業が出来ずに影響がありましたが昨日、今日と晴れた合間に勝負中です。
少しずつ仕上がった部分から姿が見えて来ると通られる方から『後もう少しだねぇ。頑張れよ!』と励ましの声を頂きます。
後少し・・・・・
それが現場では色々と一番危険な時。
ちょっとした気の緩みで普段では何でも無い様な事からミスをしたりケガをしたりと考えられないような事が起きたりします。
最後まで気を抜かずに、ご安全に。
担当 有村
知覧庁舎の耐震補強工事から久しぶりの経過報告です。
前回打ち込んだ補強アンカーにスパイラル筋と呼ばれるバネ状の鉄筋を取付て
これだけ大きいのに柱間の1ユニット当たりの重量は約1tとかなり軽量です。
写真中央の補強部材これで約150kg・・・
実際仮置きされている物の片方を持ち上げて見ましたが、私の力で少し持ち上がったのを見ると3~4人で持てば持てなくもない感じです。
施工は今後、このアルミブレス補強材を建物と一体化させる作業に移行していきます。
今回使用している耐震補強用アルミブレスは鹿児島県で初の設置と言う事で、近い内に地域の建築士などを対象に勉強会も計画されています。
新しい事をみんなで勉強して技術の向上や研鑽に励みたいです。
担当 有村
知覧庁舎本館耐震補強工事の経過状況です。
屋上のパラペットや2階外廊下などアルミブレスを設置するのに邪魔になった既存の庇類及び外壁タイルの撤去が完了して、現在はブレスの補強に必要なアンカーを削穿、打ち込みを行っています。
撤去が完了してアンカーを打ち込む前に鉄筋がどこに入っているか探査機で調査
穴開け開始 開けてアンカーを打ち込んだ状態がこんな感じです。
これだけでも補強された様な感はありますが、引き続きこのアンカーにスパイラル筋と呼ばれるバネの形に似た鉄筋を取付て補強躯体を形成して行きます。
タイルの撤去作業やアンカーの削穿作業は、室内にいると非常ベルが常時鳴り響いてる状態に近いため、休日を利用して作業しています。
音の出る作業も後僅か・・・
もう少しケガ無く健康に頑張りましょうね皆さん。
担当 有村
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