今回、喜入小学校では保健室だけ壁の仕上げが異なります
それは珪藻土塗り仕上げです
珪藻土とは、藻類の一種である珪藻の殻の化石からなる岩石のことです
この珪藻土は、吸・放湿性による結露防止や、カビ・ダニの抑制効果、吸音・消音効果など、たくさんの優れた特徴があります
この珪藻土の施工過程を紹介したいと思います
まずは、ラスボードという、石膏ボードに付着性を高める為の孔をあけたものを張ります
(現場によっては、石膏ボードやコンクリート面に塗ります。喜入小も一部コンクリート面あり)
一定の乾燥期間を置き、ラスボードに石膏プラスターを塗って下地をつくります
下地が出来ると、また一定の乾燥期間を置いて仕上げ塗りを行います
仕上げ塗りは、下塗りと上塗りの2回あります
上塗りにコテをあてて、ウェーブ仕上げにしています
出来上がりはこんな感じです
3面は無地の白色、1面は淡い緑のウェーブ模様です
天然素材の珪藻土によって、生徒達の体にやさしい保健室になると思います
by なかしま
喜入小学校では、解体工事に着手して今日でちょうど1週間
解体作業はこんな感じで順調に進みました
解体すれば、その分の廃棄物が発生します
木材だったり、コンクリートだったり、スクラップだったり
その種類は様々ですが、今回の廃棄物の中にこんなものが(・・?
横のプロペラは使い道もわかりません(・・?
更にこんな物まで(・・?
完全にスキー板です
なぜ喜入でスキー…(・・?
実は、これらは全て学校の旧資料室にあったもので、それを今回の工事に合わせて学校から処分して欲しいと要望があったわけなんです
普段見ることのない骨董品?達を廃棄物として処分するのはもったいないような、心苦しいような気もしましたが、あっさりと収集運搬されていきました
なにはともあれ、本日無事解体終了です
by なかしぃ でした。
今日は喜入小学校の現場に、薩南工業高校建築科2年生の二人が職場体験でやってきました
実は、私も同じ薩南工業高校を卒業しており、後輩くんです
そんな二人には早速現場に出てもらい、今日からスタートした解体工事の施工状況の写真撮影をしてもらいました
ちなみに上の写真は黒板を持っているのも、シャッターを押しているのも高校生の二人です
ちょっと黒板倒れてますけどなかなかですね
午後からは、実際に解体工事の手伝いもしてもらいました
二人とも解体作業の方が体を動かせて、いきいきしてる感じ
さすがに若いですねぇ
今日は解体作業のみで、いろいろな工事を見せる事は出来なかったですが、二人が少しでも現場の雰囲気を感じられたなぁと思ってくれていたら幸いです
by なかしぃ でした。
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