今日は寒かったですね。。
見学会にお越しいただいた皆様
ありがとうございました。
お客様との話のなかで
「古い住まいのリノベも
寒ささえ解消できれば味のあるいいものができるけどね。。」
というお話がありました。。。
(写真は先日立ち寄ったいい雰囲気の古民家カフェです)
気密断熱性を優先する現在とは違い、
古来から
「住まいは夏を旨とすべし」
といわれるほど、通風に配慮した家づくりがなされてきました。。。
進化した現代の機械設備に頼りすぎず、
建築と設備がうまくコラボするような「住まい」をつくっていきたいと感じます。
今日のような寒い日は
屋根・壁・床の断熱性能と
輻射熱で家全体をあたためる蓄熱暖房の
ほんわかとした温もりを体感するにはもってこいの一日でした。。。
明日まで内覧できます。。
ぜひTAG Designの家をご体感くださいね。。
by 一丁田
屋根から壁そして床下までをしっかりとした断熱材で覆い、
窓を熱抵抗値の高い仕様にすると夏の冷房や冬の暖房の効果が高まる。。
イメージは魔法瓶。。。
太陽光などにより電気をつくる創エネも大事だが、
基本は
電気を必要以上に使わずにすむ省エネのほうが大事だと思う。。。
しかし、断熱するために家の密閉度が増すと、
室内に暮らす人や、熱源からでる水蒸気などの湿気が気になる。。
この室内からの湿気が部屋面の壁仕上げを伝わって外壁内へ侵入し、
うまく放出されないでいると次は壁の中に湿気がたまり壁内結露と化す。。。
これがやっかいで、壁内結露は長い年月をかけて木材を腐らせ
シロアリの餌食になったりして構造体自体をおびやかしてしまう。。
なので、うまく湿気を放出でき、かつ、きっちり断熱できるシステムが必要だ!
TAG Designでは、
リサイクル材となる古新聞に難燃処理を施したセルロースファイバーを特殊シート
で包み込みパンパンになるまで充填する「デコスドライ工法」を採用している。
壁内結露保証20年をだせるのもこの工法のおかげである。。。
なによりも先に この断熱の恩恵に出会うのは、現場で働く職人さんだ。。。
この時期でも室内は温度が下がらず快適に仕事がすすめられる。。。
「住まい」を造るためのコストには、
目に見えない部分の大切な仕様が隠されているのだ。。
by 一丁田
こちらは「中山の家」
現在
外装のガルバリウム鋼板施工中です。。
あらかじめ実測のうえ部位ごとにある程度の長さに加工しているため
上から下まで継ぎ目のない一枚モノで施工できるのも利点です!
部材のジョイントが少ないほど 雨漏りの心配もないし、
劣化しがちなシーリング処理も不要になりますからね。。
ガルバ鋼板は様々な葺き方が可能ですが、
今回は竪ハゼを採用!
透湿防水シートの上に通気胴縁で壁内の通気層を確保し、
さらにガルバ用の下地合板を張り、また透湿防水シートを張る工程。。
そこに一枚一枚に加工を施したガルバを重ねていきます。。。
既製品のガルバ外装材とくらべて 施工手間は倍以上かかるシロモノです。。。
職人さん 寒い中がんばってくれてます!感謝!
窓廻りなどは スッキリとした意匠とするため、
役物加工のカタチにもこだわってます。。
仕上がったら あたりまえに見えてくる部分なので、
設計の自己満足かもしれませんが。。。
イイモノに仕上がりそうです!
by 一丁田
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