国重要文化財である「武雄温泉楼門」
スタッフ酒匂から「佐賀行くならココありですよ!」
との情報を聞き立ち寄ってみました。。。
これが辰野金吾設計とは意外でした!
東京駅やレンガ館といったイメージがつよく、
このような建物を手掛けていたことに驚きました。。
東京駅の天井には8つの干支が描かれていますが、十二支のうちの残り4つが
ここ、「楼門」の天井に描かれているという、ミステリアスな謎もあり、
驚くばかりです!
温泉資料館は見学可能。。 浴槽が深いなあ。。。
単なるトイレでも
凝った天井だったり、おどろきはアチコチに。。。
現在 施工中物件のための 化粧タルキのお勉強もしてきました。。。
by一丁田
その存在を知ってから ずーっと泊まってみたかった宿がある。。
嬉野温泉「大正屋」
尊敬してやまない 建築家 吉村順三さんの晩年の作品です。。。
いろんな記念日を口実に、
今回「離れ」に身を置き、吉村テイストを思いっきり肌で感じてきました。。
引込障子をスルスルと開けて現れるこの庭園。。。
わずか8畳ほどの和室が、この視覚効果のおかげで、数倍に広がって感じ取れる。。。
そして3畳程度の前室等々。。。。
持参したメジャーで実測してはスケッチ、(そう。。ただの旅人ではないのです)
そして細部の写真を取りまくったあとは、(ふーっ・・つかれた)
客人として、フルにこの旅館のすばらしさを堪能することに徹しました!
もちろん、おもてなしや温泉、料理は、どれをとってもすばらしいものでした。。。
隅々まで指で触れ、扉を開け、かくされたディテールを知る。
特筆すべき発見はたくさんありましたが、あまりにも細かすぎる内容のため割愛。。
まさに、琴線に触れる建築!
いい旅となりました。。。
by一丁田
約2年半の改修工事を経て
今年3月にリニューアルオープンした「福岡市美術館」
前川國男設計です!
大濠公園から直接出入りできる1階のアプローチは、改修後に新設されたもので、
以前は 庭園だったようです。。
竣工当時の模型が展示されてました。。
コンクリートはつり仕上げの躯体と、アーチ天井。。。
前川デザインの照明器具や家具も みごとに保存されてます。。。
当時の前川建築で特徴的な 打ち込みタイルの外壁。。
型枠にタイルを固定し、コンクリートを打ち込むことで、躯体とタイルが一体化となる工法。。
国際文化会館や石垣市民会館でもみられたように、タイルには固定用の孔が空いてます!
この日は 天気もよく、1周2キロの池まわりをショートカットして半周しました。。。
池周りのランニングを楽しんだり、ボートであそんだり、
市民の憩いの場であるこの一角に馴染むような雰囲気で美術館が建ってます。
長い改修工事期間のため、なかなか行くチャンスがなかったのですが、
ようやく訪れることができ満足の建物探訪でした!
by一丁田
名護市役所を設計した「象設計集団」
沖縄にある もうひとつの力作
「今帰仁村(なきじんそん)中央公民館」1975年
名護市役所が設計される6年前の建築です。。。
連立する柱のなかに 公民館として必要な居室が割り振られているという平面計画。。。
ていうか、この屋外にある平面説明模型(配置図?)の作りがスゴイ。。
ブロック塀にモルタルでざっくりつくられてます。。
所要室をつないでいるピロティ。。。。ここでも、半屋外的な空間が際立ちます!
当日は雨でしたが、問題なく使えそうな感じ。。。
ステージっぽい空間もある。。。
赤いブロックで囲われた 外廊下?
トイレもこんな感じです。。
経年のため古さは否めませんが、いまでも執務室など職員の方々がフツーにオシゴトしてます。。
3体のシーサーに見守られながら。。。
屋根はコンクリートがそのまま見えてますが、以前は植栽で覆われていたらしい。。。
いかにも土着的な雰囲気だったでしょうね。。。
by一丁田
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