建築あるき Feed

2018年10月18日 (木)

クマモトレトロ。建物編

熊本城の上階の足場が解体され、徐々に姿を現したというニュースを観た。

しっくいの塗壁が白く輝き、まさに復興の象徴。

新しく地震対策の装置(不適合製品ではなかったそうです)も取り入れられて、

来年の秋ぐらいには公開されるようなので、また訪れたいと思います。

↓地震3ヶ月前の大天守Dsc_2616

↓近そうで遠い!たくさん登る!Dsc_3643

Sakou

2018年10月11日 (木)

クマモトレトロ。まちなみ編

熊本市の繁華街より路面電車で1駅、2駅行ったところ。

周辺にはマンションなどのビルが建ち並ぶなか、

レトロな雰囲気を存分に味わえるエリアが存在する。

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このエリアは「河原町繊維問屋街」というところ。

名前のとおり、かつては呉服店などが軒を連ねていたまちである。

時代の流れと共に、次々とお店を閉め、最近までシャッター街となっていた。

しかも当時とあまり変わらない姿のままで。

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そしてこのエリアに、若いクリエーターを誘致しようというプロジェクトが立ち上がった。

その結果、現在ではカフェやアトリエ兼ギャラリー、古着屋に加え設計事務所などが活動を始めた。

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歩いてみると、店構えがそれぞれ思い思いにリノベーションされていて、

とても楽しい空間になっているのを感じることができる。

アートの日を定め、ワークショップ等もやっているようだ。

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私が訪れた翌年にエリアの一画が全焼する火事が起きた。

現在どのようになっているか分かりませんが、また行きたいと思えるようなトコロなので、

次訪れる際はもっともっと賑わっていてほしいと期待しています。

Sakou

2018年9月22日 (土)

八女福島。

建築探訪にて

久留米からの帰路

八女福島の街並みを探索しました。。。

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町家が残され、今もなお活用されてるすばらしい景観。。。

造り酒屋跡は「町家交流館」に更新され、情報発信の拠点となっている。。。

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いくつもの町家がそのまま現存。。。

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姿かたちはそのままに 全く違うお店が営業されていたり。。

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 普通に現地の人の暮らしぶりが垣間見れたり。。。

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住民や商店街、行政の努力でこの景観は保存されているのです。。。

旧八女郡役所は 表が酒屋となっていますが、一歩中にはいると

おおきな空間がひろがり、インスタレーションが施されていたり。。

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住民のためのイベントスペースがあったり。。

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とっても魅力的な空間がひろがってました。。

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なんだか この街には 独特の空気が漂ってる気がします。。。

おめあての 

TV「ふるカフェ系ハルさんの休日」で登場した「ao cafe」によるとお客さんでいっぱい。。

古き良き時代の ホンモノたちが、いい顔で今もイキイキと輝いている街でした。。。

by 一丁田

2018年9月12日 (水)

リファインという選択。

リファイニング建築とは、


構造躯体の耐震性能を軽量化や補強によって向上させ


既存の約80%を再利用しながら、

建て替えの60〜70%のコストで、

大胆な意匠の転換や用途変更、設備一新を行い、


その行為を繰り返すことによって建物の建築の長寿命化を図る新たな再生手法である。

          by 青木茂建築設計より。。。

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という建築をぜひ見たくなって

八女市世代交流館「共生の森」へ立ち寄った。。。

当日は閉館日で内部に立ち入ることはできなかったが、

ガラスごしに覗いても、どこが既存でどこが新築かわからん。。。

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みごとなリファインぶり。。。

中にはいってみたかった。。。

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後日

スタッフ酒匂の私物であるこの本をみて

ようやく理解できた感じの建物探訪だった。。。

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これだけの改修を実現させるためには

設計にいたるまでの綿密な現地調査と施工的な工夫が必要だったことだろう。。。。

あっぱれです!

by 一丁田

2018年9月11日 (火)

ジグザグ。

10年前に聴いていたテクノの音楽にまたハマり始め、

更には、10年前の髪型に戻ったりと、私の中での流行は10年サイクルなようです。

・・・

1年間、県外へ出ていないことに気づき、色々なところへ行きたい欲求が高まっています。

特に、今一番訪れたいのは佐賀県!

佐賀市内、武雄、有田、唐津などなど見どころ盛りだくさんで、様々な建物や町並みがあります。

佐賀市内は何回か訪れていますが、私の好きな「程よい田舎」。影が薄いとか言わせません。

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佐賀城内に建つ異質なカタチの「市村記念体育館」。佐賀県庁展望ロビーからの眺めです。

私の崇拝する坂倉準三先生の設計で、1963年に建てられました。

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壁はジグザグしたコンクリートの壁で、屋根はHPシェルという構造で鞍形のカタチをしていて、

とても強烈なデザインです。

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この建物の面白いところ。

建物の屋根を支える梁が両端に張り出して雨どいの役割も兼ねています。

上から雨水が流れてきます。すべり台ではありません!(のぼってはいけませんと書いてあります)

Sakou

2018年9月 5日 (水)

くるめ。

週末は所用で福岡へ。。

帰路は いつものように建物探訪してまいりました。。。

前回見たかった久留米市民会館。。。ですが!

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あるはずの市民会館は ジャリジャリの駐車場に!

あわててネット検索すると、なんと昨年夏ごろから解体がはじまったらしい!

いまでは すっかり市役所の駐車場と化していました。。。。

都城市民会館も解体の危機にあるとの新聞記事が昨日掲載されてましたが、

ここでも 菊竹清訓建築がなくなってしまった!

(バックにある市役所は菊竹建築ですが。。。)

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ウェーブの効いた市役所も、閉庁日のため立ち入りできず。。。しぶしぶ次へ移動!

徳雲寺の納骨堂

これも菊竹清訓氏の設計。。。

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納骨堂といっても、単なるハコではない!

2枚の壁柱が 水平な床面を支え、

その上の屋根スラブも その2枚の壁柱で支えられている。。

さらに両側の壁はうっすーいコンクリート(≒8㎝くらい)でできていて、

屋根スラブから吊られている。。。

床からは縁がきれているのだ。。。

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出入口階段も 地面からすれすれで浮かされていて、自立。。。

すなわち、この建物は たった2枚の壁で成立しているのです!

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竣工時には 水盤に水が張られていたようで、ここの水面がユラユラとゆらぎ、

乱反射した光を壁下のスリットから内部へと導いていたようだ。。。

現在は水は抜かれていたが、ぜひ見てみたい。。。

水面のなかに立つ、地上からは縁切れした構造の納骨堂なのです!

残念ながら汚れがめだってしまって、せっかくの名建築が寂しい感じでした。。。

写真で想像していたものより、一回り小さくて、なんともいえないスケール感!

いい建築は早めに見ておいたほうがいいようですね!

そう感じた一丁田です。。。

2018年7月25日 (水)

BOOK。

以前から気になっていた「都城市立図書館mallmall」(マルマル)

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昭和31年に開業し平成23年に閉店したデパート「大丸」の建物を

フルリノベーションして図書館にうまれかわったコンバージョン物件だ!

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なんといっても 陳列方法がいい!

読書ルームも この落着き。。。

余白を残す設えに ついつい長居してしまいそうな図書館です。。。

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陳列棚につかわれる地元製作の木箱。。。これも

ちかいうち 一般販売される計画らしい。。。。地産地消の試みもあっぱれ!

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リノベーション物件とはおもえないほどのおちついた仕上がりで、

説明文を読むまでは

「あれ、新築だったっけ?」と疑ってしまうほどです。。。

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街とのつながり方も自然です。。。

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最近の図書館や書店は いろんな目的の人々が気軽に立ち寄れて

カフェやおしゃべりを楽しむなど

読書以外の人も

思い思いに過ごせる空間づくりが多くなってますね。。

素敵な空間がある街。。。いいです。。。ちかくにこんな図書館ほしいな。。  

by 一丁田

2018年7月18日 (水)

来て、KITTE。

福岡の話をすると行きたくなる。

博多駅前に2年前に現れたランドマーク「KITTE博多」。

日本郵便が運営する、九州初出店のマルイ(OIOI)などが出店する商業施設。

「来て」と「切手」の意味を込めて"KITTE"。

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近くに住んでいた時には工事中の時から、

仕事の行き帰りにほぼ毎日見ていたので、「なんかカッコ良さそうなのができそうだ」と。

ファサードは博多の織物の市松模様をイメージし、照明で印象的に演出している。

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友人と完成当初、「ルーバーが隈研吾っぽいよね~」なんて話していたら、

部分的に隈研吾氏が設計に関わっていたようだ。

お店を利用しない方も日常的に使用する通路がこんなデザインだと、

わざわざ通りたくなってしまいますね。

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私のおすすめは、

2階のペデストリアンデッキから、

磯崎新氏の西日本シティ銀行の立面を眺めること、

この建築もホントにかっこいい!!

Sakou

2018年6月29日 (金)

建築士の集いin熊本。

先週末は九州ブロック研究集会

「建築士の集い」参加のため

くまもと森都心プラザへ。。。

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各県代表の建築士会取り組み発表を聞きながら

同行したメンバーで「がんばろ」と!

鹿児島代表の指宿支部も会場を 

いちばん盛り上げてましたが、奮闘の結果3位。。。残念!

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でも全国大会出場はかなわなかったですが、素晴らしかったです!

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その他 各分科会を経て 夜は意見交換会。。。

翌日は熊本城見学でした。。。

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仮設屋根がはずされ復旧がすすむ 「大天守」では、最新の免振や補強が施されて

約2年で外観は完成するらしい。。。が、

文化財である石垣については、さまざまな観点から調査や復旧方法が検討されていて

完成までは20年ほどかかるらしい。。。

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崩壊した石は ひとつひとつに番号がふられ、大事に保管されている。。

もともと熊本城の石垣は 精密に加工されず 隙間をあけて積まれている。。。

それを完全復旧させるためには大変な労力が必要だろう。。

そんな苦労の現場内では

ごく最近崩壊したばかりの櫓の姿が。。。。。先のみえない復旧工事です。。。

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われわれは 

復旧の経過を見るために熊本観光することで協力することしかできないかな。。。

現場では相当な苦労があるだろうな。。と思いながら帰路についた一丁田でした。

2018年6月27日 (水)

田舎旅。

都会よりも田舎派な私。

鹿児島の田舎をすべて巡ることが人生の課題となっている。

厳密にいうと、かつて薩摩藩領であった宮崎県の一部も含めてだ。

最近のおすすめは、姶良市蒲生町。

鹿児島市内から1時間弱で行けるため、季節毎に訪れている。

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元々、薩摩藩は武士がとても多かったため、県内全域に多くの武士が住んでいました。

そのため、防衛的な石垣と生垣で屋敷が囲われた景観がみられます。

各地で石垣も生垣も様々。

例えば知覧ではお茶が植えてあったり、

石の積み方もあちこちで全然違う。

身近にも、ちょっとだけでも薩摩藩時代の風景が残ってたりします。

Sakou

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