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2013年10月15日 (火)

京を散歩 6

さてさて 続きをみていきましょう。。

中書院、楽器の間、新御殿、古書院が雁行型に増築された書院です。

ここは、完全なる住まいだったことから、敷地内で一番おおきい。

Dsc04820
建物を雁行することによって、各部屋に対して通風や眺望を確保する効果をねらっており、

庭園をどの部屋からも味わうことができるようにするための、プラン上の工夫がなされている。

「雁行」とは、雁の群れが空を飛ぶ際の編隊のように、棟が少しずつズレながら展開していく

配置のことです・・・

Dsc04834
月見台 とよばれる 今でいう いわゆるデッキですね。

夏の月を眺めるための居間からの延長部分です。

この建物は立ち入り禁止のため、正面の障子を開いて中央の池をながめるアングルを

撮ることができません。ある雑誌によるとこれ、最高の眺めなんですけど。。残念!

ぜひ 内部の観覧許可をご検討願いたい!!

Dsc04821

この書院は、地面から高い部分に床がくまれていますが、近くの桂川の氾濫に備える

ためでもあり、土間下の湿気対策でもあり、なんといっても 庭園を一番いい角度から

眺めるための計算だともいわれています。

by 一丁田

 

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