南薩縦貫道開通に向けて
来月末の供用開始に向けて供用開始区間全線で最終の舗装工事が最盛期を迎えています。
担当している霜出道路の現場も先週から路盤工事に入り、明日からの舗装を前にプライムコート(乳剤)をアスファルトディストリビュータと言うタンク車から散布しました。
なぜ、路盤の砕石上に直接舗装をせずプライムコート(乳剤)を散布するかと言いますと、
1つ目に路盤表面を強化(路盤の破損・降雨等による洗掘防止)
2つ目が雨水の浸透防止及び路盤からの水分蒸発の遮断
3つ目がアスファルト混合物との接着性を確保する事が挙げられます。
また乳剤散布後には砂を撒きます。
これは交通開放時やアスファルトを舗設するときにダンプやフィニッシャー・作業者等の靴底にプライムコート(乳剤)が付着しない様にと路盤を傷めないようにするために行います。
養生砂の散布が終わるころに少し天気のくずれた東の空に虹がダブルでかかってました。
右側が薄くてわかりにくいですが・・・・
ここからが舗装作業の山場。
久しぶりに見たダブルの虹に願かけして明日も天気がいいようなので気合い!入れて!行きましょう!
担当 有村
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