コンクリートが硬化するまでの 養生期間もおわり
型枠がはずされて基礎があらわになりました。。
さて、
前面道路の既存擁壁に水抜き穴があったのですが、
雨が降るたびに擁壁裏の土が流れ出ていたため、
擁壁の裏側を掘り、サンドマット(水だけ透すフィルター)をあてて砕石で埋め戻しました。。。
穴を掘ってみると 案の定 ただの完通孔になっていまして、(土が詰まってましたが。。)
これじゃぁ 土も流れるはずです。。。。
土砂内の水だけが抜けて、擁壁への土圧も軽減されることでしょう。。。
背面の土に含む水分が増すと、強度は弱くなるし、
土の体積重量増加によって 擁壁が押されてしまうこともあるので、
この水抜き穴は 結構大事な役割をはたします。。。
古い擁壁ですが、この機会にできる限りの処置をしておきましょう。。。
by 一丁田
今週から基礎工事に着手していますが
毎日 ウンザリするほどの雨量により
なかなか 先へ進めない状況がつづいてます。。。。
梅雨時期の施工は 当初からの計画なので、この雨量はともかく、、
工事の進捗的には 想定内なんですけどね。。。
ゆっくり イイモノをつくっていきましょう!
さて
地盤の含水率が高いときは
機械による 「転圧」 (振動で締め固めることです) はタブーです。。
雨水を含んだ土が ブカブカと膿んでしまうから そーっ といじらないほうがいいのです。
土を締め固める方法としては 「水締め」 という工法もあるわけで
これは まんべんなく 浸透した水により 機械的外力にたよらず
じわじわ と締まっていく感じの。。。。いわゆる 「雨降って地固まる」って方法です!
なので。。
雨のおかげで、 敷きこんだ砕石も「水締め」ができて
自然に強固な地盤ができると 前向きに考えましょう。。。。
最近のコメント