京を散歩 2
さて、順路をすすみましょう。
「桂離宮」では池を中心に建物と庭を楽しむ「回遊式庭園」となってます。
順路をすすむと中心にある池をあらゆる角度から観賞することになりますが、まずは、この松。
「住吉の松」とよばれるもので、背景にある景色を一気にはみせませんぞ!
という、なんとも期待をもたせる効果をねらって植えられています。
このように いたるところに見せ方の工夫というか、計算された配置がなされているのです。
ふきさらしで なんとも簡素な休憩小屋ですが、部材の接点が実にうまく組み合わされています。
この庭園にあるものは、建設当時から空襲にもあわず、わずかな修繕を繰り返しているだけで
いわば、400年以上前からのものが現存している とても貴重な建物なのです。
各所にこのような灯籠がありますが、これは夕刻に火を灯し、足元を照らして使われいた
らしい。
さぞ いい雰囲気だっただろうな・・・
by 一丁田
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