東京カテドラル聖マリア大聖堂。
クリスマスですね。。。
カトリックにまつわる建築ということで
「東京カテドラル聖マリア大聖堂」設計は丹下健三です。。。
東京メトロ護国寺駅から歩いていくと次第に建物の全容がみえてくる。。。
まず、これが50年以上も前に建築された建物なのか!
というのが第一印象。。。
どの角度からみても 外観からは正確なこの建物のカタチが理解不能。。。
ステンレスで覆われたダイナミックな姿に心がわくわくしてくる。。。
当日は、朝から結婚式が5組も入っていて、挙式中の撮影はNGとのこと。。。
ただ、見学はできますよ!ということで、教会の一角にて挙式の見学をさせてもらった。。。
東京まできて、まったくの他人の挙式をスタートからぶっ通しで見させてもらった。。。
さて、肝心の建物はというと、
シェル構造のコンクリート壁がダイナミックな無柱空間を作り出していて、
そそり立つように寄り添い、テッペンではトップライトが十字架のシルエットになる。。
食い入るように建物をみていると、親切な教会の人から
「YouTube でドローンによる空撮をみることができるから、ぜひみるといいですよ」
とおしえてもらった。。
屋根が終結したくぼみ部分にトップライトということで、
雨対策としてはかなり挑戦的なつくりであり、
竣工当時から雨漏りがひどかったらしいがそんなことはどーでもいい!
実際に挙式に参加したが、厳かな雰囲気の中、パイプオルガンの音色がこの空間に響き渡り、
アヴェマリアの独唱がはじまり、新郎新婦が入場してくる演出。。。
ついつい感動してしまい、うるっときた。。。。
CGや3Dのない時代に、この空間、この演出を、手書き図面のなかで想像し造ったのか!
と思うと、その偉大さにまたまた感動!
だれもいないこの空間を体験するよりも、今日は貴重な体験ができた!
そんな建築あるきだった。。。
by一丁田
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