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九州の山を巡るので 熊本方面はよく通ります。。。
これまで地震の影響で通れなかった道路が 年々復旧されていく過程を見てきました。
なかでも南阿蘇周辺は被害も大きく 迂回路が本当に多かったのですが、
崩壊後の法面工事が終わりスムーズに通れるようになってきたりすると
ヤッパリ建設工事の役割は大きいなと感じます。。
テレビでも大きく報道された阿蘇大橋は、
地震で崩落した姿を後世に残そうとそのままの宙吊り状態ですが、
600m 南側に新しい橋が出来上がってきています。。。。
カッコイイ!
街のインフラ整備を担う 土木のチカラってすごいです!
この橋が開通するのはもうすぐらしいですが、多くの人たちが待ち望んでいることでしょうね!
わたしもその一人です。。。
by 一丁田
現場事務所にて、
休憩時間にはモダニズム建築を見に行きたい!巡りたい!と言っている
弊社スタッフ一丁田との会話の中に出たケンチクです。
長崎市内に建つ”聖フィリッポ西坂教会”という教会です。50年以上経っています。
独特な二つの塔・・・。ピンと来た方もいるかもしれません。ガウディライクなんです。
サグラダ・ファミリアのガウディに影響された今井兼次氏設計のモダニズム建築です。
今井氏が日本にガウディを広めました。
当初の外壁は、コンクリートの打ちっ放しでしたが、最近キレイに塗装されました。
モダニズムとはいっても、外観には自由なカタチの装飾がたくさんあって見所です。
雨どいの四葉のクローバーのアンコウはとても素敵です!
二つの塔には陶器のかけらがモザイク状に貼られていて、
皿やお茶碗のカタチをしたままのモノもあります。
これを貼ったタイル屋さんも大変ですが、指示する方も大変だなあ・・・。
教会の中も見所盛り沢山。なかなか先へ進みません。
祈りの空間は・・・すごく感動しました。木造の船底天井が強烈です。
いろんなカタチのステンドグラスを、この天井がスッキリ美しくまとめていると思います。
長崎駅前の急坂をえっこらよっこら上がったところにありますので、ぜひ一見を。
Sakou
現場では 多くの職人さんがそれぞれの作業を進めていき建物が仕上がっていきます。。。
それは図面や打合せで ほぼほぼカタチとなっていくのですが、
現場のアチコチで作業は同時進行していくため、
管理者が一つの業種に つきっきりで指示することは不可能です
なので 「この部位はこうしよう」
なるものを現場に原寸で描き 最後まで残るように記すことも しばしば。。。
手書きが好きな私は その頻度も多いかも。。。
原寸図は スケール感も把握でき、ごまかしのきかない絵を描く事で
理解もふかまり つまり 自分自身のためにも描いている気がします。。。
改修現場では その場で検討して答えを見出すことも多く、机上では見えなかったことが
鮮明になっていく瞬間も 楽しいものです。。
「伝える力」をもっと磨かなければ!
by一丁田
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