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2021年8月25日 (水)

歴史とレイヤー。

  

とある茅葺き屋根のおうち2棟にある格子状の壁は、

 

現在の耐震基準を満たすために取付けられ、耐震壁の役割を果たしています。 

 

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昔の柱や梁に色を合わせて塗り、周囲に馴染むデザインにしたモノ。

 

新しい木の色をそのまま残し、あえて改修の記録とし新旧を区別したモノ。

 

ちょっとした壁ひとつでも、つくり手によって違ってきます。

 

もちろん、それぞれの考えがあるのでどっちが良いという答えはありません。

 

こうして、建物が建てられてから長い年月をかけて、

 

時代々々に関わったつくり手の表現が建物に「レイヤー」として積み重なり、

 

それが建物の「歴史」として語り継がれていくのです。

 

Sakou

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