現場では 多くの職人さんがそれぞれの作業を進めていき建物が仕上がっていきます。。。
それは図面や打合せで ほぼほぼカタチとなっていくのですが、
現場のアチコチで作業は同時進行していくため、
管理者が一つの業種に つきっきりで指示することは不可能です
なので 「この部位はこうしよう」
なるものを現場に原寸で描き 最後まで残るように記すことも しばしば。。。
手書きが好きな私は その頻度も多いかも。。。
原寸図は スケール感も把握でき、ごまかしのきかない絵を描く事で
理解もふかまり つまり 自分自身のためにも描いている気がします。。。
改修現場では その場で検討して答えを見出すことも多く、机上では見えなかったことが
鮮明になっていく瞬間も 楽しいものです。。
「伝える力」をもっと磨かなければ!
by一丁田
外構のコンクリート工事も大詰め。
玄関のポーチ階段をつくりました!
出来上がってしまうと、一般の方にとって目にすることの無い鉄筋・型枠工事。
コンクリートの打設後、鉄筋と型枠は姿を消してしまいます。
階段の中の鉄筋はこのようになっています!
階段の形をした鉄筋は"イナズマ筋"と呼ばれます。
組みあがったあとはこれだけでも芸術品です・・・。
配筋後、階段状に型枠を組み立てて、コンクリートを打設します。
階段のカタチになるコンクリートの打設は数十分で終わりますが、
実は鉄筋・型枠工事に手間が掛かっています。
仕上がりをイメージしながら、どう仕事を進めていくか、職人さんと打ち合わせを重ねています。
まさに縁の下の力持ち的な存在なのです。
Sakou
内外部の解体工事にメドが付いて、
ようやくモノを造りはじめる工事が始まりました。
内部では、土間下の設備配管更新後の土間コンクリート、
外部では、車いす用のスロープの手すり部分のコンクリートを打設しました。
建物の中にコンクリートを送る配管を設置して、コンクリートポンプ車で打設します。
トイレの土間コンクリート打設。
トイレのレイアウトが変わるので、水道屋さんが配管をすべて更新しました。
小規模の生コン打設なので、みずからコンクリートの高さを確認します!
スロープの手すりの打設。
先に手すりを打設して、このあと中の通路の部分を造っていく工程になります。
事務室の部分は前の床の高さより、10センチくらい低くなりました。
この上にコード類を床下で配線できるOAフロアを敷いて、
スッキリした部屋に生まれ変わります!
Sakou
建築現場では たくさんの様々な職種の職人さんが出入りしてます。。。
初めて現場に来た職人さんには、「新規入場者教育」を受けてもらいます。
これは、新たに入場した一週間内に災害に遭うケースが多いとの統計があるため、
現場の注意事項やルールを知ってもらうための大事な時間となります!
加世田高校の現場では、各自 新規入場者シートに必要事項を記入してもらった後、
教育用のDVDを観てもらい、脚立の安全使用やヒヤリハットの報告など、5〜7分程度視聴してもらいます。
そのあとは当現場独自のルール説明です。
ここ最近は この説明担当を新人 小橋口にやってもらってます。。。。
最初は緊張感ハンパなかったですが、やや声のボリュームも上がり始め、
スムーズになった気がします。
やること一杯で、なにかと忙しい現場ですが、これも貴重な時間を割いて実施する大切なプロセスです。。。
これからもヨロシク頼みますよ。 モモカちゃん! ( あ、これは現場での呼び名です)
一歩一歩 日々勉強です。。
by 一丁田
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