「欲しいのは照明器具ではなく、灯りである。」 by吉村 順三氏
そうだ。いい雰囲気の部屋は、どこからともなく心地よい灯りが差しこんでいる。
なるほど! と感銘を受け、照明計画をおこないますが、ついつい安易な方向へすすんでしまいがち・・・
やはり、基本を知らなくては偉人のコトバは理解できないでしょう・・。
ということで、この本です。
最近のLEDまでひろく浅く書いてあります。 2011年3月発刊
by 管理人。
雨漏り・結露・・・
建築屋にとっては絶対にさけなければならない事態です。
しかし、いろいろな事例から学ぶことは非常に大切だと
私は思うのです・・
改修工事で現地調査をすると、さまざまなケースの納まり
を目にしますが、やはり不具合をみて、自分の施工や設計
に活かしていくことがプロの仕事。
屋根や壁の仕様。。。そしてその留め方などなど・・
普段あたりまえのように行っているその施工方法が
はたして大丈夫なのか?
ひとつひとつをよ~く考えなければいけませんね。
昨年12月に発刊されたばかりの事例集です。
節電
これからの季節は暖房器具が活躍します。
電気に頼りすぎない生活が必要とされる時代・・・
住まいにも求められる性能がかわってきています。
簡単に自然の力をおうちの中に取り込みたいものです。
秋の夜長・・・
部屋の明かりが気になるシーズンです。
同じ空間や素材も、灯りひとつでずいぶん変わってみえるものです。
住まいを考える上でも、まだまだ研究して、改善の余地がありそうです・・・
全てにおいて言えることだが、照明もまた 奥が深い・・・。
建築家 吉村順三氏の「気持ちのいい空間」づくりが 図面を通してみることができます。
読めば読むほどに、偉大さが伝わる一冊です・・・
「環境配慮型」と呼ばれる建物が増えている。
省エネ設備導入の前に、通風・採光といった工夫を凝らすことが基本であり、それでも足りない部分を設備で補うという考えが大切だというフレーズ・・・
そして導入した成果を、長い時間をかけて検証していくことで、次への対策につなげることが より大事・・・
などなど
いろいろな事例を検証して解説しています。
作品集というよりは、中村 好文氏が住み手との二人三脚で仕上げた、実用的かつ、ここちよさげな空間が読み取れる素敵な本です。
「エネルギーを使わない家」を実現するためには、家そのものの性能を上げることがもっとも大切だ・・・
つまり、いいものをつくり、手をいれ永く使える家が求められている。
脱原発宣言をしたドイツのゼロエネルギーハウスの紹介や資材流通の問題点など日本の住宅づくりもよーく考えなさい みたいなことが載ってます。
技術者の継続教育(CPD:Continuing Professional Development)の必要性が広く認識されるようになってきました。
常に進化する技術に、置いていかれぬように学ぶ気持ちが大事ということなんでしょう。
さて 届いた会報誌5月号もじっくり読みましょう・・・
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