建築には「納まり」とよばれる言葉があります。。。
材料と材料がぶつかりあう部位や、建具枠などの細かい見た目など
しかも それらはすべての建物に共通したものはなく、
その空間にあった寸法や部材、施工方法を選択することになる。
その選択は 設計者や施工者にまかされることになり、責任は重大です。。。
「そんなに重要か?」と思われるかもしれないが、
ひとつひとつが組み合わさって建築空間は構成されており、
ちょっとした選択ミスから、なんとなく間の抜けた雰囲気になってしまうこともあるのです。。
それが、雨仕舞や構造に関する部分であれば ことは重大です!
ここを「めんどくさ」と思ってるひとには
おそらくは いい建築は創れないし、向いてないでしょうね。。
(もちろん自論ですのでききながしてください)
写真はすべて 尊敬する吉村順三さんのディテール
さりげない「天井と壁の取合部」に5mmほどの底目地がとられていたり、
余計な部材を介さずに材料同士がぶつかり合っていたり。。。
シンプルにみえる部位にこそ、その寸法をきめるための
たくさんの検討と苦悩がかくされているように感じます。。
by一丁田
施設設計のときに トイレをいくつ配置するか?
一般的な住宅であれば、1ないし2箇所で充分でしょう。。。
では、オフィスとかでは どのくらい必要なのでしょう。。。
ある基準が法律でも定められてます
【厚生労働省事務所衛生基準規則第17条1】
男性用と女性用に区別すること
男性用大便器:60人以内毎に1個以上(同時に就業する男性労働者)
男性用小便器:30人以内毎に1個以上(同時に就業する男性労働者)
女性用便器:20人以内毎に1個以上(同時に就業する女性労働者)
・同上 第18条
洗面設備を設置しなければならない(個数の規定はない)
みなさん この数字みてどうでしょう?
「少ないような」 「なるほど、そんなもんでいいのか!」さまざまでしょうね!
設計では、この基準を最低レベルとして、
建物用途や営業時間等を考慮し最適な個数を計画していきます。。。
by 一丁田
いま
McDonald’s(マクド)のハッピーセットに
プラレールがついてくるらしいのですが、
ふとみると どこか見覚えのあるカタチ。。。
(孫のおもちゃなので、アンパンマンシール貼られてますけど。。)
これって、西武鉄道にデビューした「Laview」です!
建築家の妹島和世氏デザインで注目された新型特急。。
3次元ガラスの独特なフォルムと
リビングのマドをイメージしたといわれる大きな車窓が特徴的。。
くわしくはこちらをクリック↓
https://casabrutus.com/travel/99936
建築にとどまらないデザインが素敵です!
by一丁田
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