改修に学ぶこと。
屋根の改修工事。
古くて悪くなった下地(タルキ)は取り換えていきます。
「小さい頃住んでいた自宅の改装で、大工さんによって開けられた屋根の間から差し込む光のすごさに感激し、建築の道にすすんだ・・」
なんてこと言ってた世界的建築家がいましたが、その気持ちわかりますね。
しかし、太くて長い木材が使われてます。
7mを超す太鼓おとしの棟木に、登り梁ががっしりと組まれて屋根を構成しています。
いまどきの建築と違って、金具もいっさい無く、継ぎ手と込せんだけで固定されています。
向こうには、上棟のとき祭られた矢と的がかけられてます。
サカキの葉もそのまま枯れてくっついてます。
当時の大工さんによる手刻みの骨組みは、いまでも充分機能してます・・・すごい!
by 管理人。
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