桜ケ丘住宅26号棟個別改善本体工事 渡り廊下の基礎
こんにちは。酒匂です。
桜ケ丘の現場では、新しい渡り廊下の基礎が完成いたしました。
基礎の工事は、前回まで報告した鉄骨の柱脚部のアンカーボルトをセットしてから、
鉄筋の配筋→型枠の組立→生コンクリート打設→型枠の解体→埋戻し
といった工程で進んでいきました。
とても複雑な配筋です。
現場レベルでは難しい仕様も、色々な工夫でうまく納まりました。
型枠の組立て。
コンクリートの中に埋まる鉄筋の位置にも細かい決まりごとがあります。
コンクリートの面から最初の鉄筋まで、
所定の寸法以上の空き(かぶり厚といいます)がなければいけません。
かぶり厚が確保できないと、設計どおりの強度が得られないため、
型枠が組み上がってからすべて確認します。
生コンクリートの打設、ポンプ車を使い4時間ほどで打ち終えました。
型枠を撤去した後です。ここの基礎はベースと台柱、地中梁で構成されます。
フックのついた鉄筋のある台柱の位置に、鉄骨の柱が建ちます。
基礎の埋戻しの作業です。
埋戻しに関しても決まりごとがあって、
建築の現場では30センチごとに、
土を入れて転圧します。
一度でやってしまうと、土の密度が不十分となり、地盤沈下などを引き起こしてしまいます。
目印となるテープを張って、確認しながら埋戻し転圧をおこないます。
埋戻し完了!
いよいよ鉄骨の建方へと工程が進んでいきます。
Sakou
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