ラムネ温泉。
「山あるき」に遠征した際には 必ずご当地の温泉に入るのがお決まりのパターンだ!
そしてスケジュールがあえば「けんちく巡り」が通例行事となっている。。。
今回は、その両方を同時に楽しめるスポットへGO!
大分竹田市で以前から行きたかった「ラムネ温泉」藤森照信氏の設計。。。
飲んでヨシ、健康、美容にも効果のある「炭酸泉」が豊富に湧き出る温泉で、
この独特な建物のせいもあって、かなり人気のある温泉なのだ。。。
つぎつぎに入浴客が来る。。。もちろん建築好きらしき客もチラホラ。。。
手曲げの銅板としっくい。。。そして焼杉の組み合わせ。。。
木を削り上げて製作したスツールと三和土(たたき)。。。
かなり低めに設定された天井。。。
おそらく1900㎜~2000㎜程度だろう。。
内部の待合含めて いかにも藤森建築って感じ。。。
入浴も独特のルールがあり、ルールブックをわたされて脱衣場へむかう。。。
入浴場と洗い場は完全に分離され、ややぬるめの露店風呂と内湯がある。。。
家族湯も人気のようで予約がずっと入っているようだ。。。
脱衣から浴場へは「にじり口」のような高さの低い引き戸をガラガラとあけて
腰をまげて入る。。というか潜る。。。
屋根上の松の木は、どうやら長寿のシンボルらしい。。。
けっしてホテルのようなアメニティーは充実しているとは言えないが、
温泉の品質は最高で、構成する素材の魅力を存分に味わえる施設となっていた。。。
雑誌でみるより、全体的にすごくコンパクトな印象で、
ここ一体がすごく落ち着く空間となっていた。。
建築は体感がすべてだな。。。とつくづく感じた「建築あるき」だった。。。
by一丁田
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