5年前より文化庁による認定がはじまった "日本遺産(Japan Heritage)"。
日本遺産は、歴史的に価値づけられた”1つのモノ”を認定するものではなく、
その地域の歴史や文化を語る、
様々な要素により構成される”ストーリー”を面的に認定する制度です。
先日のニュースより、今年で5回目となる認定発表で、
鹿児島県内初となる認定の報道がありました。
”薩摩の武士が生きた町 ~武家屋敷群「麓」を歩く”
とても、ストーリージェニックなタイトルです。
「薩摩川内市入来麓」
今回、南九州市の知覧麓武家屋敷群を含む県内9市から認定されました。
”麓(ふもと)”はいわゆる武士の住んでいた小さな城下町。
江戸時代の薩摩藩は武士が多かったので、1つの城下では治まらず、
藩内113ヶ所の麓それぞれに武士が住んでいました。
今でも、バス停や交差点などの名前になって残っているところも多いんですよ。
「入来麓の石垣 ”玉石積”」
こういった制度は、観光客を呼び込むことも大事ですが、
まちに住む人にとって、まちの価値に気付くキッカケとなって、
増え続ける空き家など、まちの問題の解決に、
少しでも結びついたらいいな~なんて最近、特に思います。
自分たちの手で何かに取り組んで、
盛り上げているまちは、やっぱり魅力的です。
Sakou
大分県豊後大野市にある傾山(1605m)
週末は山でテン泊しました。。
駐車場はすでに先客の車が止まってます。。
ここは
登山口から ひたすら登りがつづく。。。。
急登がつづき、とにかくつらかった!
テント泊のため10キロほどのザックをかついでたため、
コース時間3時間のところを
4時間かけてテント場に到着しました。。
九州のクマは すでに絶滅したはずなんですが、
祖母山系では、以前からクマらしき大動物の目撃情報もありまして
とりあえず クマよけの鈴を ぶら下げての山行です。。。ま、イノシシかシカでしょうけど
ここは避難小屋もありますが、先客があったため我々は広々としたテント場に「宿」を確保!
標高1300m地点の広場にテント泊したのは ほかに2組ほど。。。
この日は ここにステイして 明朝 山頂を目指します。。。
めずらしく疲れてしまって、テント張るなり一時間ほど横になり、
ささっと夕食を済ませて早めの就寝。。。ごはん中に シカもあらわれましたが、
そのあとは姿をみることもなく、鳴き声だけはきこえてました。。。
そして翌朝 ピークハント。。
ミヤマキリシマの時期ですが、ここに群生はなく、ちらほらとみることができます。。
途中にある沢は 軟水の水場となっていて 有難い。。。
つめたくて 超おいしいんです!
大分在住のスペイン人「オリバーくん」ともお友達になって
たのしい山行となりました。。。
が。。
フルマラソン以来の筋肉痛と闘っております。。。
by 一丁田
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