1961年竣工 「東京文化会館」
モダニズムの巨匠 前川國男の代表的な建築です。。
数年前には昼間訪れたのですが、今回は夜の内部をみたかったため、あえて夜景です。。
それにしても デカい!
目の前に建つ 前川の巨匠コルビュジエ設計「国立西洋美術館」の敷地から撮っても
フレームに納まりきれません。。。
水平ラインが強調されていて、とっても。。。とっても。。。 かっこいい!
今回どうしてもこの目で確かめたかったのは ランダムに配置された星空のような照明。。。
それと、「落ち葉」をイメージしたという床タイル
それから なんといってもダイナミックな屋内空間を体感したかったのです。。。
この日は バレエの公演と音楽家のコンサートが準備中であり、
多くのお客さんが来館していました。。
大ホールへとつづく部分にはゆるやかな仕切りがあり、あちらはみえるものの立ち入り禁止!
この仕切りカーテンも よく見ると「人」と「人」が手をつないでいるように見えます。。
かわいいデザインです。。
こんな巨大な施設ですが、細部までこだわりぬいたデザインが施されています。。。
スゴイ。。。
スロープの手すりも 手触りのいい形状。。。
意匠にも徹底的にこだわり、使う人にも十分に配慮された建物なんです。。。
あまりにも 見るところが多すぎて、こっちウロウロ あっちウロウロ・・・・
警備員の眼が怖かったです。。。
感動のあまり、翌朝も来てしまった。。。
夜も昼も見どころ満載の建築です。。。次回はぜひ 大ホール内部を味わってみたい!
そう誓った一丁田でした。。
知覧町の山田比良の現場では、先週、完成検査を終え無事竣工しました!
現場の様子を1月にお伝えすることが出来ませんでしたので、
1月におこなった工事の様子を紹介します。
・・・
現場に入らないとなかなか見ることができない屋根の防水工事。
仕上げに関してはほとんどの人が見ることがないですが、
雨漏りを皆さんから守るとても重要な仕事です。
今回は雨樋の部分を「ウレタン塗膜防水」、
屋根を「水性シリコン塗装」の工法を採用しています。
ウレタン塗膜防水は液体の防水材を塗布していきます。
下塗りの段階で、防水層の厚みの確保やひび割れ防止のため、メッシュシート貼ります。
見えないところですが、継ぎ目は5cm以上重ねるなどの決まりごとがあります。
下塗りの上から、シートが隠れるまで防水材を塗り込んでいきます。
今回は雨樋を3周して同じ作業を繰り返しました。
ほとんどの人が見ることが無いところですが、手間が掛かってる分、
雨漏りからバッチリ守っています。
屋根はシリコン塗装をしています。
古くなった瓦がみるみるうちに銀黒に輝いていきました。
次回は完成した写真をお楽しみに。
Sakou
ここ数日、平屋の設計に没頭している一丁田です。。
さて平屋といえば
平屋を積み重ねたようなデザインが目を引く「浅草観光センター」
雷門前の交差点にあった銀行跡地の建物です。。
隈研吾設計!
狭い敷地にあるためペンシルビルにしたくなくて、
浅草の街並みに合うようなデザインにしたという。。。
ルーバーの不燃杉は近くでみると、テーパーになってた。。
こんな細かいディテールが外観の印象を変えていくんですね。。。
8Fテラスまで一気にエレベーター移動するとスカイツリーもきれいに見える。。
浅草寺の仲見世もこんな感じ。。
9:00オープン早々に入場したため、
いつもは ごった返す街の人も、まだまばら。。。
おかげで、ここもゆっくり見学できた。。。
6Fでは、まだ誰もいないシアターで さびしく映像だけが流れてます。。。
あと数時間もすれば人でいっぱいになることだろう。。。
外観からは内部のようすが想像できなかったが、
決して広くない各フロアも、それぞれの階高に変化があり、
そこから見える景色の高さが変化することで、どこにいても開放的で気持ちのいい施設でした。。
by 一丁田
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