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2013年10月

2013年10月18日 (金)

基礎コン。

南さつま市の現場からです。。。

今週初めに無事コンクリート打設が完了しました。

Dsc05090 一定期間の養生をしてから型枠をとりはずし、周囲を整地していきます。

Dsc05097 来週はいよいよ建て方です!

台風さん 来ないでくださいね。。。

そう願う 一丁田でした。

2013年10月17日 (木)

京を散歩 7

Dsc04861今朝は冷え込みましたね。

とうとうシャツを長袖にした一丁田です。

では、続きとまいります。。

「月波桜」

茶席と濡れ縁が印象的な建物です。

竹製の軒樋が水平に伸び そのまま雨落ちへ。。。いいですねぇ!

Dsc04848 部屋の延長にあるちょっとした濡れ縁が 外部の景色をより一層ひきたてているようです。。。

Dsc04837 ここでも 天井の細工や、フスマの柄の斬新なこと。。。

簡素であり、かつ機能的でありながら「美」を追求したつくり・・

感動です。

Dsc04840
ここからの眺めは ただただ 「美」という文字しか思い浮かばない。

時間が許されるなら、しばらくずっと眺めさせてもらいたいと思うのです、、、はい。

次回へつづく。

 

 

 

2013年10月16日 (水)

おみごと。

Dsc05037 内部造作も順調です。

居間に面する建具枠です。

ここは、手前の建具が引き込まれ、更に 奥からは1本引きの障子が引き込まれてくる部分

普通の引き込み建具でなく、左右から互い違いに引き込まれてくるという、

なんともややこしい部位なのですが、さすがはK大工親子(息子さんが納めてましたね。)

みごとなキレイ技で納めてくれています!

完成してからは きっと言わなきゃ気付かない隠れた納まり部分なんですけどね。

職人さんたちの技術で、ひとつひとつが丁寧に仕上がっていきます。。。たのしみ!

by 一丁田

 

2013年10月15日 (火)

京を散歩 6

さてさて 続きをみていきましょう。。

中書院、楽器の間、新御殿、古書院が雁行型に増築された書院です。

ここは、完全なる住まいだったことから、敷地内で一番おおきい。

Dsc04820
建物を雁行することによって、各部屋に対して通風や眺望を確保する効果をねらっており、

庭園をどの部屋からも味わうことができるようにするための、プラン上の工夫がなされている。

「雁行」とは、雁の群れが空を飛ぶ際の編隊のように、棟が少しずつズレながら展開していく

配置のことです・・・

Dsc04834
月見台 とよばれる 今でいう いわゆるデッキですね。

夏の月を眺めるための居間からの延長部分です。

この建物は立ち入り禁止のため、正面の障子を開いて中央の池をながめるアングルを

撮ることができません。ある雑誌によるとこれ、最高の眺めなんですけど。。残念!

ぜひ 内部の観覧許可をご検討願いたい!!

Dsc04821

この書院は、地面から高い部分に床がくまれていますが、近くの桂川の氾濫に備える

ためでもあり、土間下の湿気対策でもあり、なんといっても 庭園を一番いい角度から

眺めるための計算だともいわれています。

by 一丁田

 

2013年10月14日 (月)

秋晴れのなか。

お天気にさそわれて、霧島登山(初心者向きの池巡りコースですけど。。)に行き、

多少の筋肉痛を感じてる一丁田です。

さて、南さつま市の新築現場では、基礎の鉄筋が組まれています。

Dsc05076
この現場では床下空間がなく、ベースに直接土台が据えられて壁が建ちあがっていくため、

電気などの配管も仕上げを考慮して位置決めがおこなわれます。

あさってにはコンクリートが打設され、上棟へと現場は進んでいきます。。。

 

2013年10月13日 (日)

経過報告

知覧庁舎本館耐震補強工事の経過状況です。

屋上のパラペットや2階外廊下などアルミブレスを設置するのに邪魔になった既存の庇類及び外壁タイルの撤去が完了して、現在はブレスの補強に必要なアンカーを削穿、打ち込みを行っています。

撤去が完了してアンカーを打ち込む前に鉄筋がどこに入っているか探査機で調査

Dscf3800

マーキングを行いDscf3801

穴開け開始Dscf3781 開けてアンカーを打ち込んだ状態がこんな感じです。

Dscf3788 耐震補強と言うだけあって打ち込む本数もかなりの量・・・・

これだけでも補強された様な感はありますが、引き続きこのアンカーにスパイラル筋と呼ばれるバネの形に似た鉄筋を取付て補強躯体を形成して行きます。

タイルの撤去作業やアンカーの削穿作業は、室内にいると非常ベルが常時鳴り響いてる状態に近いため、休日を利用して作業しています。

音の出る作業も後僅か・・・

もう少しケガ無く健康に頑張りましょうね皆さん。

担当 有村

2013年10月12日 (土)

知覧文化会館 Vol.2 外壁改修・・・・

Asiba
誰かさんの(??の里)ほど順調ではないですが 何とか足場組立を行っています。南面

Photo 西面の方はクレーンを使用しながらの組立となりました。こうすることで少ない人数で組立てられる。

Photo_3 足場の完成している東面においてはマーキング作業(ピンネット工法)が進んでおります。

 

080
屋上では 防水下地をポリマーセメントでコテ塗りしています。

高圧洗浄後、 脆弱な表面を強化させる目的と新規の防水層を密着させる役割

になります。現場の状況を考えれば現状の3倍・・・

いや2倍ほど職人の数が入れば良いのですが 今年は異常に現場数が多いいようです。

少ない人数でやりくりする事も今後の課題であります。

           

                                         うちだ

 

2013年10月11日 (金)

知覧ふれあいの里Vol.12 外壁 + 断熱

知覧ふれあいの里の現場ですhappy01

今週は週初めから台風の接近が心配されましたが、無事に九州をそれていき一安心しましたcoldsweats01

現場では、先週に引き続き外壁の工事を進めていますeye

透湿防水シートを貼り、通気胴縁を打ち付けましたeye

Rimg0022 
通気胴縁を打ち終わると、いよいよ外壁のサイディングボードを張っていきますwrench

 

Rimg0033来週は外壁の全貌が報告出来ると思いますbleah 

さて、内部の方はどうなっているかというとeye

壁と天井の下地が終わり、断熱材を敷き詰めていますeye

Rimg0014 これは私ですねeye

断熱材の厚みや下地の間隔を確認中good

ん~、カメラマンをお願いした大工さん、カメラアングルが微妙です…coldsweats01sweat02

Rimg0046 

まっ、とにかく下地も断熱材も問題なしsign03

来週はボードを張っていきますよ~happy01

 

by なかしま

 

 

 

 

2013年10月 9日 (水)

京を散歩 5

池を眺めながらすすみますよ。。。

Dsc04783 順路には趣のある橋を数か所渡ります。

そして気づかぬまま高低差のあるポイントに到達します・・・

「笑意軒」

Dsc04798
この6つの丸い下地窓と深い軒下空間に遊びごころを感じます。

もともと宮家の別荘として整備された「桂離宮」では、親王は中央の池を船で渡って

楽しんでいたそうです。。なんとも優雅ですな。。。

そのために各茶室や休憩所には船着場が配されています。

Dsc04817 
こんなとこも船を浮かべて景色を楽しんでたんでしょうか。。。

Dsc04807 内部はフスマで仕切られますが、天井は一つのつながりを持っており、広さを視覚的に

演出しているのです。

今でも用いられる工夫の原点がここにある!

Dsc04813
フスマの引手は船をこぐ櫂(かい)の形状です。凝ってますね。

凝ってると言えば、その先の窓下にみえる腰壁は、なんとも斬新なデザインが施されています。

無駄をなくすとともに、遊びごころと洗練されたデザインでこの時代の人たちにはどのように映ってたんでしょうか。。

さて、このつづきはまた。。。

by 一丁田

2013年10月 8日 (火)

現地審査。

とりあえず台風24号が過ぎ去り、ほっとしている一丁田です。

昨日のうちに完璧に風対策に駆け回ったせいでしょうか。。。

難なく通過してくれました。

これから近づく地域の皆さんは 気をつけてくださいね。

Dsc05022 さて、今年初めにお引き渡しした「永里の家」では、本日「2013年木造住宅コンテスト」の

最終審査にエントリーしているということで、現地での審査がおこなわれました。

ま、結果はどうであれ、いろんな先生方のお言葉を聞くことができて ありがたいことです!

ひととおり審査をおえマイクロをお見送りしました。。。

Dsc05023 また結果についてはお知らせしますね。。。

 

 

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