建築あるき Feed

2015年5月27日 (水)

建築散歩2。

原宿駅降りて すぐ近くにある「国立代々木体育館」

東京五輪でサブ会場の水泳競技場として建設された丹下健三建築です。。。

いまや ワールドカップバレーなどでもよーく使われてますよね。。

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内部に柱がでないように2本の柱に渡したメインワイヤよって 屋根全体が吊り下げられ、

大空間を実現した世界的にも珍しい構造の競技場です。。

地上から見ると その全容がよくわかりません!!

工事着手の遅れから 

オリンピック開幕寸前まで24時間 突貫工事がおこなわれたというから すごい。。

 

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近くで見ると そのダイナミックな姿に圧倒されます。。。

上空からはこんな感じです。。(資料より)

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いま 2020年に向けて国立競技場建設がさわがれてますが、

これが建設された時代にとっては 結構 違和感ある建物だったのではないかな。。。

などとも考えてしまいます。。(こんなこと言うとバチがあたりそうですが。。。)

それにしても 天才ですね!

50年も昔に建てられたとは思えないオーラを感じる建物でした。。

by 一丁田

 

 

2015年5月21日 (木)

建築散歩1。

観たかった名建築をいそぎあしでまわりました。。。

日本で唯一のコルビュジエ建築

上野公園内にある「国立西洋美術館」

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1階のピロティ部分は 吹きさらしではなく、増築によりガラス張りの部屋となってます。

この本館も完全な免震工事が完了してまして、

数年前には世界遺産登録申請でさわがれたモダニズム建築です。

 

ぐるっと裏手にまわると

コルビュジエ弟子の前川國男設計による 新館。。。

ここはおおきめの凝ったタイル張りでして、本館と一体化していました。。

雑誌等では 本館正面写真はよく見るものの、 裏手の新館は初めてみました。。

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これはこれで、すばらしい。。。コルビュジエ感ただよう佇まいです。。

 

さて、西洋美術館の正面に見える大きな建物。。。

これは おなじく前川建築 「東京文化会館」

こちらも 50年以上も昔に建てられた最高傑作です!

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ダイナミックなコンクリートの空間が 圧倒的な存在感です。。。

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この めくれあがった コンクリートの庇。。。

コルビュジエのテイストたっぷりです。。。

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どこを見ても 息をのむディテール。。。。すごっ!

クジラの実物大モニュメントのある

「科学博物館」

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「東京国立博物館」

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上野公園は博物館や美術館が集結していて、 私的には 中の美術品もさることながら

それを納める この建物に心を奪われるのでした。。。

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なんといっても 西郷さん

鹿児島の軍服姿もいいけど、こちらも素敵です。。

by 一丁田

 

2013年11月 5日 (火)

京を散歩 8。

切石と自然石を巧みに利用して延段や飛石の変化を楽しめる庭造りも

この庭園の特徴のひとつです。

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石のあれこれ。。。

厳粛な建物では、切石をまじえてキリリと締める。。。

遊び感覚のある建物の周辺は 自然石のみで ゆるい感じに仕上げるなど。。

その意図を実際に感覚として味わえるところが すばらしい!

参考になります。。

by 一丁田

2013年10月17日 (木)

京を散歩 7

Dsc04861今朝は冷え込みましたね。

とうとうシャツを長袖にした一丁田です。

では、続きとまいります。。

「月波桜」

茶席と濡れ縁が印象的な建物です。

竹製の軒樋が水平に伸び そのまま雨落ちへ。。。いいですねぇ!

Dsc04848 部屋の延長にあるちょっとした濡れ縁が 外部の景色をより一層ひきたてているようです。。。

Dsc04837 ここでも 天井の細工や、フスマの柄の斬新なこと。。。

簡素であり、かつ機能的でありながら「美」を追求したつくり・・

感動です。

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ここからの眺めは ただただ 「美」という文字しか思い浮かばない。

時間が許されるなら、しばらくずっと眺めさせてもらいたいと思うのです、、、はい。

次回へつづく。

 

 

 

2013年10月15日 (火)

京を散歩 6

さてさて 続きをみていきましょう。。

中書院、楽器の間、新御殿、古書院が雁行型に増築された書院です。

ここは、完全なる住まいだったことから、敷地内で一番おおきい。

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建物を雁行することによって、各部屋に対して通風や眺望を確保する効果をねらっており、

庭園をどの部屋からも味わうことができるようにするための、プラン上の工夫がなされている。

「雁行」とは、雁の群れが空を飛ぶ際の編隊のように、棟が少しずつズレながら展開していく

配置のことです・・・

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月見台 とよばれる 今でいう いわゆるデッキですね。

夏の月を眺めるための居間からの延長部分です。

この建物は立ち入り禁止のため、正面の障子を開いて中央の池をながめるアングルを

撮ることができません。ある雑誌によるとこれ、最高の眺めなんですけど。。残念!

ぜひ 内部の観覧許可をご検討願いたい!!

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この書院は、地面から高い部分に床がくまれていますが、近くの桂川の氾濫に備える

ためでもあり、土間下の湿気対策でもあり、なんといっても 庭園を一番いい角度から

眺めるための計算だともいわれています。

by 一丁田

 

2013年10月 9日 (水)

京を散歩 5

池を眺めながらすすみますよ。。。

Dsc04783 順路には趣のある橋を数か所渡ります。

そして気づかぬまま高低差のあるポイントに到達します・・・

「笑意軒」

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この6つの丸い下地窓と深い軒下空間に遊びごころを感じます。

もともと宮家の別荘として整備された「桂離宮」では、親王は中央の池を船で渡って

楽しんでいたそうです。。なんとも優雅ですな。。。

そのために各茶室や休憩所には船着場が配されています。

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こんなとこも船を浮かべて景色を楽しんでたんでしょうか。。。

Dsc04807 内部はフスマで仕切られますが、天井は一つのつながりを持っており、広さを視覚的に

演出しているのです。

今でも用いられる工夫の原点がここにある!

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フスマの引手は船をこぐ櫂(かい)の形状です。凝ってますね。

凝ってると言えば、その先の窓下にみえる腰壁は、なんとも斬新なデザインが施されています。

無駄をなくすとともに、遊びごころと洗練されたデザインでこの時代の人たちにはどのように映ってたんでしょうか。。

さて、このつづきはまた。。。

by 一丁田

2013年10月 4日 (金)

京を散歩 4

桜島の降灰がヤバイことになってます。

そんな鹿児島市内の街を少し忘れて

次へ進みます・・・

「賞花亭」

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土間のタタキにも遊び心が感じられますね。

Dsc04789 池の反対側は下地窓。。。

森に見立てた木々をみて、まるで、森林の中にいるように感じ取れるようにと配慮されてます

 

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 ここまでは橋をわたって石段を上がってくるのですが、全体的に小高い丘の上にあります。

池を掘った土で築山をつくり、そこに配されたということですが、

「桂離宮」全体に多少の起伏があり、

中央の池をそれぞれのレベルから眺めることができるのです・・・

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おっ、古書院がみえてきました。半周ほどすすんだということでしょうか・・・・

このあとはまた次回!

by 一丁田

 

 

2013年10月 2日 (水)

京を散歩 3

先を急ぎましょう

「松琴亭」

茶室のある数寄屋風の建築です・・

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ここへは、幅が約60センチほどの一枚岩をわたってすすみます。。。

写真を撮るのに必死になってると池に落ちることもある。・・・・・スリリングですね!

ガイドさんによると、毎年数人の人が池ポチャしているらしい。。。

そろりそろりと渡ります。

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さて、内部ですが、左奥にみえる続間が3畳ほどの茶室です。

先ほどの石橋をわたってくると、正面にあるにじり口から入るような配置となってます。

Dsc04775 ここでも皮つき丸太がうまく組み合わされて 深い軒下空間を演出しております。。。

いかにも数寄屋らしい遊びごころが感じられる空間です。

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土壁の一部を塗り残し、下地の小舞(こまい)を見せた下地窓・・・

内側には障子がはめられており、竹のシルエットがぼんやり写り込みます・・・

Dsc04770 中と外は緩やかに仕切られ、外部と内部があいまいな状態でつながっています。。。

しかも、障子の微妙な高さがいい!

内部からみえる景色もいい!

現代建築でもこのような気持ちのいい空間が欲しい!

夏も冬も自然を感じながら、居心地のいい暮らしができれば最高なんですがね。。

さて、今回はここまで!

by 一丁田

 

2013年9月29日 (日)

京を散歩 2

さて、順路をすすみましょう。

Dsc04863 「桂離宮」では池を中心に建物と庭を楽しむ「回遊式庭園」となってます。

順路をすすむと中心にある池をあらゆる角度から観賞することになりますが、まずは、この松。

「住吉の松」とよばれるもので、背景にある景色を一気にはみせませんぞ!

という、なんとも期待をもたせる効果をねらって植えられています。

このように いたるところに見せ方の工夫というか、計算された配置がなされているのです。

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「御腰掛」みこしかけ

ふきさらしで なんとも簡素な休憩小屋ですが、部材の接点が実にうまく組み合わされています。

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この庭園にあるものは、建設当時から空襲にもあわず、わずかな修繕を繰り返しているだけで

いわば、400年以上前からのものが現存している とても貴重な建物なのです。

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「灯籠とつくばい」

各所にこのような灯籠がありますが、これは夕刻に火を灯し、足元を照らして使われいた

らしい。

さぞ いい雰囲気だっただろうな・・・

by 一丁田

 

 

2013年9月26日 (木)

京を散歩 1。

以前ご紹介した「桂離宮」へ行ってまいりました・・・

「泣きたくなるほど美しい!」

かの有名なセリフを残した建築家ブルーノタウト

いやこの目でみて納得です!

なので、少しずつこの場でご紹介していきましょう。

Dsc04872 先日の台風で増水したという桂川沿いにある敷地外周は、生きている竹をそのまま横にして編み込みササの生垣としたもの。


したがって、いつみても青々とした笹の生垣の姿がみられる。。

どこにでもあるような生垣に見えますが、よくみるとホントに編み込まれています。

これほど永く整備された生垣は ここでしか現存しないらしい。。

最初から圧倒されつつ

この先を進み砂利を塀に沿って歩いて行くと、予約時間の11時前に門があき、宮内庁京都

事務所へ案内されます。

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私が申し込んだ時間帯は、外国人や年配の方々含めて25人ほどのグループでした。

身分証明など確認がとれると、待合室で紹介DVDを見ながら時間が来るのを待ちます。。

そして、いよいよ参観開始!

担当者(今回は女性でした)のてきぱきとした説明をききながら順序よくすすんでいきますが、

最後尾には、きびしそうな男性の係員が列の遅れを解消するためついてきます。

首には「宮内庁警察」のIDカードがぶら下がってます。。。

説明を聞くのもソコソコにパシャパシャ写真を撮る私は、たえず遅れぎみのため、この担当官

の視線を気にしながら列についていきます。

そうそう機会のあることではないので、気にしてなんかいられません!

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なんといっても「桂離宮」では、石の使い方が巧みです。

さまざまな石をその場その場で、巧みに納められている・・・

この敷石も平たい石を選んで敷き詰め、中央を盛り上げてかまぼこ状にすることで、雨水をう

まく周囲に流し、石敷きとはいえ、段差につまづかないよう自然に敷き込まれております。。

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Dsc04740 この御幸道ですが

先の橋がすこし道の軸線からずれて設けられています。

これは、軸線をずらすことで奥行き感を醸し出すという細かい配慮のためだとか・・・

なるほど、まっすぐ視線がぬけると雰囲気も違ってきそうです。

うん、先がたのしみ!

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ということで、この後のレポートは次回!お楽しみに。。。

by 一丁田

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